現代人は、仕事や育児、人間関係の悩み、最近では感染症への不安など、さまざまなストレスを抱きながら暮らしています。そういった、常に何かを考えている状態が長く続くと、脳は疲労し、体調も悪化…。マインドフルネスな状態（＝自らの体験を客観的に観察し、評価や判断は加えず、受け止め、味わい、手放せている状態）でいることで、日常のストレスから解放される効果があります。
≪呼吸によるマインドフルネス≫
１）静かな落ち着ける環境で、姿勢を整え、楽に座る。
２）自分の呼吸に集中する。
（１）「鼻から吸って、口から吐く」という呼吸を３～５回繰り返します。
（２）次は鼻呼吸を行います。その時に意識を集中させる場所は、お腹（丹田）です。
（３）「お腹（丹田）」から意識が逸れたら、そのことに気づきを入れる。
マインドフルネスのためには、心が落ち着く環境づくりが必要です。どんな時も、“五感を使い、自分だけの感覚に意識を向ける時間”さえ作れれば可能ですが、心を穏やかにするには、普段からカフェインを抜いておくほうが良いとされています。カフェインを摂るとアドレナリンを分泌し、過度に覚醒した状態になります。なので、毎日の飲み物に含まれるカフェインには注意が必要です。
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